もやもや

ブラックバード復活から、うれしさのあまりダチ共と高速に山にとやたら走りまわってる。
3回のツーリングで走行距離、約2000キロ。
最初は久々の高性能車にはしゃいで、ただ乗るだけで楽しくって仕方が無かった。
が・・・
どうも奴らとの歩調が合わん。
今まではninja、(GPZ900R)を使ってたので、VTX1800、FZ400とやりあうのはカテゴリー違いのどんぐり対決みたいでとっても楽しかったんだが、ことブラックバードに関して言えば

『全くの反則』
なのである。
こんなことを言うと、また天狗だの、調子に乗ってなんて言われそうだが。
絶対性能の違いで奴らより早く走れてもなぁ。
昨日のツーリングでZのFZ400に乗せてもらったが、確実に非力(対BB)。当たり前といえば当たり前なのだが、ninjaの時には400ってこんなに速かったっけ?と思わせる走りっぷりに、ワンミスで差がついちまう恐怖を散々味あわされたし、
VTXにしたって背後からステップがりがり言わせながら迫ってくるVツインサウンドに常時びびらされた。
ninjaってもともと曲がる単車じゃないし、しかもF16、R18インチなんていう80年代初期の足回り。フレーム剛性、サスペンション、共にエンジンパワーにはとてもついていかない。
明らかに俺より先に車体が音をあげるような単車。
ってもまあ、20数年前の世界最速ではあるが。
だからコイツで倒立フォークまで入った、1800ccアメリカンや峠では侮れない90年代ミドルを追っかけまわす楽しみは、単車を操ることそのものにあった。
まして、ちっちゃいもん倶楽部みたいにもっとイコールコンディションに近くなればそれは倍増する。
そもそも乗ってる3人の経験値、操作能力に大きな格差はないし。
確かにブラックバードの性能には驚愕し、持ってる喜びもひとしおなのだが、
なんとなく腕が腐りそうな気がする。
いい意味も悪い意味も単車がカバーしてくれるって言うか。
ま、だから嫌いになったとか、手放すとかってもんじゃないけど。
つまりまたninjaやRZのよさを再発見したってとこかな。
よし、今年は3台とも乗り倒すぞー。