番外編

昨日、おとといと至極最高で最悪なお友達連中でスキーツアー(懐かしい響きだ)にいってきよった。
詳細は他で書いてあるので、ここでは極端に限定して書くことにする。

そのお題は

スノースクート


出かける前から、のってみてーな、レンタルねーかなと散々話題に登っていたんだが、結局そうそう出会える代物でもないので、カービングやらファンやらのスキーですべってた。

が、とある偶然、めし食いに入ったレストランのトイレが使用中だったんで、その奥にある
ホテルのロビーへ、


すみません、トイレ貸していただけますか?

と、ジェントルにご挨拶して、いわれた方向へ歩き出した瞬間、あるじゃないですか。
けど、従業員の私物、もしくは販売用のディスプレイサンプルかな、と思いつつ用足して戻り、何気なく(うそ、ぜんぜん意図的)ロビーにいたお兄さんに聴いてみる。


ここって、スクートできるんですか?


するとにいさん、
ええ、たのしいですよ。


どこのゲレンデで出来るんですか?


え?


禁止場所とかあるんですよね?


ああ、ここはどこでもだいじょぶですよ。


え?そうなんですか?


や、やってみたいなぁー。


あ、ならそこにレンタルありますよ。


♪神様ありがとおーお、ぼくにともだちをくれーーて♪


かしてください!


やったことあります?


ないです!


じゃ、まずリフトの乗り方は、こうやって・・・・・



と、説明と手続きを済ませ、いざゲレンデへ!

おそるおそる滑り出す。まずはブレーキのかけ方を研究、構造的には1本スキーにステアリングがついてるだけなので、カウンターステアでスノボのようにとめる。

んでもって、いざリフトへ。

片足でスクートを引っ掛け、ハンドルをもって、リフトに乗り込む。
降りるのも難なくできた。

期待と興奮を抑えつつ滑り出す。
はじめはズリズリと横滑りでとめ方を確かめ、いざ意を決して車体?をまっすぐに。
速度も乗り、コーナリングを確かめる。
曲がりたい方向を見据えると、自然に曲がり始め、旋回と共にリヤボードが流れ出す。
するとこれまた自然にカウンターがあたり、機体が安定する。


おお、まんまモトクロッサーやんけ!


ただ一つちがうのは明らかにリーンアウトでなく、ハングオンだということ。
足は揃えて乗っているので、解りやすく言えばケツによる体重移動
2,3回転んでおおよその操作はできた。意外と簡単。


リフト2回目、今度はだいぶスピードを乗せ、意識的に左右に振ったり、深々とバンクさせたりしてみた。


クソおもしれえ!


おまけに、とんでもない注目度。


確かにまだ珍品だからね。リフトの上から、座ってるボーダーたちから


なにあれ。
うわ、かっこいい!


と歓声が連発!


モーすっかりご機嫌、有頂天。


あはは、かえったら早速ぐぐるぞーと心にきめ帰還したさ。