Waw to perfect

 久々1日単車いじりができるんで、朝からおっぱじめた。
1 えー、本日のメニュー。
2 フロントフォーク、オイルシール及びダストシールの交換。
3 フォークスプリング交換。
4 アンチダイブキャンセラー取り付け。
5 フロントフェンダー交換。
6 ラジエターパイプ交換2箇所。
7 キャブレター換装及びジェット、ニードル交換。


まずこのようにあられも無い姿にした後、フォークのばらしに入る。
してフォークのトップキャップを緩めるため、先日ご紹介のエアインパクトの準備。
プィーンプィーンとご機嫌に回る。ちょいとキャップ上のボルトにはめて、トリガーを引く。ガガガッ。んんー簡単。
スプリングを抜き取り廃油を出す。案の定灰色のデロっとしたフォークオイルの変わり果てた液体が流れ出てきた。
次にボトムケース下の六角穴ボルトを緩めるんだが、知っての通りこいつがちょっとした厄介もの。特性自作工具をインパクトに装着し、(この時点ですでに勝ち誇った状態)ガッとまわす。ガガガガガガガ・・・ん?もっかいががががが。
うりょー?
まわんねぇ。
えーと、こういう時は、ボルトの頭をガンって1.5kgハンマーでぶったたいてっと。
もっかい、ががががが、あら?ゆっくり共回りしてしまっておられる。
もう1本は完全に回らん。
がーってむ!
(この後約2時間の格闘)
で、あきらめました。
だからって、作業中断ではないが。
携帯出してド○スタに電話。
あっ、S君。あのさ、うちのコンプレッサーパワー不足みたいでさ、フォークばらせないんだよね。
ああ、じゃ持ってこれます?うちのなら業務用だし、もちっとパワーありそうですからやってみますよ。
あはは、だてにあっこで無駄遣いしてねえな。
いそいそとフォークを車に乗っけて店へ。
到着とともに、S君がニヤニヤと意味ありげにお出迎え。
古い単車ですからねぇ、こんなこともありますよ。
と、一応客扱いはしているが、どーも素直に受け取れない。
ちょー1級の敗北感とともにS君にフォークを手渡し、遠くで見守る。
ガガガガガっとインパクトの音が聞こえ始め、数分。
いやー、ビクともしません。
やーはっはっはっは、だろー?すげえだろ?
自分で出来なかったのを、他人が出来ちゃ悔しいんで、ちょっとはしゃいだ。
けど待て、うれしいはともかく、ここまできてはずれねぇのは許せねえ。
いや、間違いなく困る。
当然ここから2人がかり、共にバイクや経験ありの2人、プライドが許さない。
まず、1人が全体重をもってアウターを押さえながら、インナーチューブを引っ張りテンションをかける。もう1人が長ラチェットで1気にトルクをかける。
パキン!まわった。つかパキンだよ、どんなトルクかかってんだよ?
してもう1本も同じ手法で、インパクトでまわす。ッガガプィーン、よーしまわった。
あー、久々のどっぱまり作業。
S君ありがとう。お代は?
えっ?いいですよ。その代わりサンブラ貸してください。
あー、世の中持ちつ持たれつ。
で、足早に帰ってフォークの組み付け

こんな状態のにシール類を交換してアンチダイブキャンセラーつけてオイルいれてOK。

がしかし、もうとっくに日も落ち、薄暗い。
車体にフォーク付けたころには真っ暗。
太陽、気力、体力ともすっかりダウンなので、今日はしまい!
どうか次の休みまで雨降りませんように。