走ってきたよ、那須

今日は出かけこそ曇ってたものの、現地に着くころには空も晴れ上がりとっても爽快。

ただし、東北道にある温度計はなんと3℃・・・

路面温度がとっても心配。暮れの二の舞だけはなんとしても避けたい。

残念ながらブラバのスペアパーツはRZほど持ち合わせていない。

程なく那須に到着。

しばらく連れのかみを待つが、野郎さっぱりやってこない。

じき、メールが入る。UNKO・・・・・だってさ。

時間的に次の走行時間帯には間に合わないので、そのつぎの時間でチケットを買い、車検をしているところでやっと

かみくん到着。

奴の車検やらテーピングやらを終わらせ、一服しながら走行時間を待つ。

程なく走行を知らせるアナウンス。

準備を済ませ、ピットロードで待機。

この時間て、何度も経験してるけど、やっぱり怖い。正真正銘怖い。

この緊張と恐怖をぬぐうために、必ずやることがある。

ドラミング。

うん、あのゴリラがやるあれ。

ほんとは柔道なんかみたいに自分でパンパンって頬を張るんだろうけど、メットかぶっちゃってるからね。

ま、余談はともかくシグナルブルー。

何せ朝の気温は3℃、ゆっくり丁寧に終わりかけたタイヤを暖める。

周回にして5ラップ程走り、徐々にペースアップ。

今回の目標は夏に走ったタイムのちょっとでも短縮。

前回の転倒もあってかなかなかリズムに乗れない。それでも何とか夏タイム並みの時計は出せた。

が、大柄なブラバを振り回すのは結構しんどい。

普段の運動不足もたたっているのだが、腕は上がり、太腿も張ってくる。

そこらのだらしない原因でペースダウンのまま1クール目を終える。

とある出来事のおまけつきで。

休憩後、続いて2クール目、身体もコースになれたところで2度目のタイムアタック

0,5秒くらい縮んだかな。

とは言えここでも体がもたず、早々にペースダウン。休憩、アタックの繰り返し。

けど、前半に出たラップは超えられず。

ピットに戻りへろへろ具合を確認。

もうだめ、帰り支度。

かみはもう1本走るそうだ。全く見上げた心意気だ。

じゃ、まってっからもう1本走って来いよ。

おう、わかった、と1度は言ったかみくん、やっぱもう1本一緒にはしろーぜぇ、ときた。

結局しつこいラブコール(なにやらおぞましい)に負け、結局付き合うことにした。

ハンドル位置やステップ位置変えて、帰る気だったのに。

しょうがないけどとりあえずステップ位置だけ戻してハンドルはそのまま走ることにした。

しかーし、この偶然の選択がなにやらベストフレーバー。

高いハンドルに、バックステップ。好きなんだな、この感じ。

なんか、気分良くなってきた。

そんな俺のにやけがおを察し、これでいいタイムでたら俺様のおかげだからな、とかみ。

うん、そうかも。

と、そうこうしているうちにコースイン。

ありゃりゃ、いいわ、これ。上体が起きたおかげで、見通しがいい。次のラインが読みやすい。

うかれざま、どんどん忘れてたものを取り戻す。

ストレートは目いっぱい外に寄れてない。

立ち上がりのスロットルの絞りが甘い。

コーナー進入速度が読みきれてない。

等々、昔に学んださまざまなことが頭によみがえる。

気がつくと夏のタイムを1秒以上縮められていた。

うれしさ反面、身体は、くどいようだがへろへろだけどね。

そんなこんなで年末の悪夢を拭い去り、いい初走りとなりました。