奇跡の行程

8月7日、ちっちゃいもん倶楽部第1回ツーリングです。けど、6日時点わがRZ号は復活してません。
6日 AM10:30 作業開始。ウィンカーリレーを交換。いままで点きっぱなしだったウィンカーがみごと点滅。オイルラインを透明なヤツに交換。クラッチカバーの塗装が所々はげてたのでカバーを外して磨き&塗装。あいだに一休みしながらPM2:30ZRZくんが到着。
休憩後、あれこれ質問。YPVSの合わせ位置、オイルポンプの合わせ位置、などなど。やっぱり経験者の『大丈夫だよ』の一言は磐石の重み。
PM3:00かみくん到着。オイルのエア抜きやさっき塗ったクラッチカバーの取り付け、ガソリンコックの交換、大事をとって、混合ガソリンの作成、冷却水、ギアオイル入れなんかを手伝ってもらいエンジン始動準備完了。
恐る恐るキックを降ろすと意外とあっけなくバランババンとエンジン始動。
『明日はOKそうだな...』

と、つかの間、ガソリンくさい。

あれっ?ありえない場所からガソリンが流れ出してる。
キャブ、オーバーフローです。
いやー、部品の劣化かなぁ、しぶしぶキャブをあけた。ってもエアクリボックスやらオイルタンクやら邪魔もん外しての作業だから意外と大変。結局開けてみるとフローとバルブのごみ詰まり。原因は明らかにそれっぽいのでごみ掃除して再び組み付け。今度はOK!
やっと走れるぅ(涙 いやほんと2人ともありがとう。
じゃ、メットかぶって、クラッチ切って、ギアをローへ。

ガツン......エンジン停止。

まぁ多少不動期間のあるエンジンだし、クラッチでも固まってんだろ。
もう一回くりかえし。同じ。
もう一回.......1同呆然。推測はしてみるものの、もう日没間際。休憩ついでにうちに入る。続きは明日な雰囲気に...
けどもう執念です。
1人でおもいきってクラッチカバーあけました。
ちなみにもう真っ暗。電気引っ張ってきて作業灯付けて。
したら、ありがたいですね、また2人が出てきてくれて、そこからクラッチばらし。パカパカっと外し、クラッチディスクを取り出す。
Zくんポツリと『張り付いてますね』自分でもやってみたが、ほんとに引っ付いてる。原因はこれ?念のためリヤホイールを浮かせてその他の関連パーツの作動チェック。うん、異常なし。何とか元に戻して再び試運転。

お?キックもどんねーよ!

おまけにガリガアアリってスンゲー音がした。
あー、組み付け間違えてる。もー無視。いざとなりゃおしがけおんりーでぇ。
んで押しがけしてエンジンかかっていざ走り出す。
おー、走る走る!一抹の不安とともにゆっくり流す。

ん?、エンジンぐずる。

かぶってる?
あー、もう俺なんかそんな悪いことしたかっ!もーちょいと切れ気味だったんだが、
Z君の『続きは明日ですね』の暖かい一言に助けられ、宴会にすることにしました。

そして7日。5時におきてまずキックの修理。またしてもクラッチカバーはずし。オイルながし過ぎないよーに車体傾けてカバーを外した。

はぁ?何じゃこりゃ?

オイルの代わりにコーヒー牛乳が入ってる。あーもうやだ。冷却水とギアオイルが混ざってる...。
約15分立ち尽くす。
今日はやっぱりあきらめか?もー半なき。いじけついでにキックだけなおした。
仕方なくうちに入って手を洗ってると、Zくん『どうですか?』俺『見てみて』2人『.......』
だが数十秒後、『これ昨日クラッチばらしたときに入ったんじゃないですか?シールがきれたって言うより、そのほうが可能性高いと思うんだけど』とZくん。おー、そうかも。で朝っぱら7時からオイルを買いにGSへ。(ここで2,3おもろい話もあるんだが省略)
1度フラッシングするため3ℓばかし買った。早速帰って件の作業。クラッチふたしてオイルを注ぐ。エンジンかけてオイルを回す。
するとまたZ君、チョーク引いてありますよ。

???てーこたぁ夕べのエンジン不調はこのせい?
チョーク戻したとたんアイドリングも安定。うん、ほぼ間違いなし。
そして肝心のギアオイル。フラッシングを終えて抜きとるとあら、意外ときれい。てことはやっぱ作業中の混入だけ?ウォーターシールは大丈夫?

あー一気に光明がさしてきたーーーっ!

して、新しいオイルを入れてもう1回確認。アイドリングOK、クラッチも切れる。
お願い神様今度こそ!

はしったあああああああああああ!
しかもまともに。これでおいてけぼりはなし?(感涙

長かった、つらかった。

あー、ZRZ君、かみ君ありがとーーーーーーーーーーーー。

そしてAM9:00無事出発できました。
ツーレポは後日にでも。